栴檀の木のはなし(後編)

しかし、これほどの栴檀の大木を切って捨てるのはやはり心苦しいし、結構な費用も掛かります。

そこで木ではなく、コンクリートを切ることになりました。

自転車置場の床のコンクリートを撤去すると、すぐに太い根が出てきました。

その断面はなんと!半円になっていました。長年コンクリートに押さえつけられていたからです。

太くて地上に近い根を中心に、幅50㎝程はコンクリートにせず、土のままにしてリュウノヒゲを植えました。

自転車が停めやすくなったとはいえませんが、こうなってからは誰も文句を言わなくなりました。

根っこのルートをつくってもらった栴檀の木は、これからもここで、

たぶん今までよりも幸せにみんなと暮らすことができる、そんな気がします。

栴檀の木のおはなし、おしまい。(Oh)

栴檀の木のはなし

ある日、栴檀の木の根元に駐輪場が造られました。

20年くらい経って栴檀は大木となり、その根が駐輪場の床コンクリートを持ち上げ、コンクリートはひび割れ、床が傾いて自転車がうまく止められなくなりました。

自転車を止めている人たちは「この木を切ってしまえ!」と言いました。

栴檀の木はドキドキしながら、でも静かに、自分の運命を委ねるしかありませんでした。

(つづく)

マンション管理実践講座

第134回マンション管理実践講座をオンラインで開催しました。

今日のテーマは「マンション外構工事の進め方」。

当然ですが、管理組合が維持管理しなければならないのは、

建物の共用部分だけじゃないのです。

今年度のマンション管理実践講座は今回で終了です。

皆さん、ご参加いただきありがとうございました。

また来年!

その色愛でつ

1本のコブシの木に、3つの態様が顕れていました。

ピンクの袋の中に真っ赤な実があって、その中には真っ黒な種があるそうです。

1日でこの変化が起こるそうで、植物にもメタモルフォーゼがあるのだと思いました。(Oh)

きっとトトロの住まいに

十数メートルの楠の大木が2020年に突然伐採されました。

2022年、巨大な切株の側面から旺盛に細い枝が出て、こんもりとした灌木のような姿になっています。

20年後、どんな姿になっているのか、全く想像できません。(Oh)